【研究プロジェクト・テーマ】
和文:米中日とアジア途上国・地域の経済関係
英文:Economic Relationship between US-China-Japan and Asian Developing Economies
【プロジェクト・リーダー】
谷口洋志(中央大学副学長・経済学部教授、一般社団法人総合政策フォーラム理事)
【研究プロジェクトの趣旨】
近年、米中経済の巨大化に伴って、米中経済の動向が新興・発展途上経済に及ぼす影響が強まっている。例えば、米国によるイラン制裁は、日中だけでなく、インドやトルコにも大きない影響をおぼぼしつつあり、イランも壊滅的な影響を受けようとしている。本研究プロジェクトでは、こうした大国を利用すると同時に、大国に振り回される可能性が強まっている(経済規模でみて)小国経済に焦点を当て、その大国との関係や周辺国との関係を研究調査することで、適切な国際経済秩序の形成について考えたい。こうした調査研究は、適切な国際理解につながり、平和の構築に寄与するものである。
【研究プロジェクトの内容】
(1)代表的な先行研究
谷口洋志「諸外国の中国依存」『商学論纂』第55巻第3号, 2014年3月, pp. 269-316。
谷口洋志・高鶴「中国の対外経済関係に関する考察」『経済論纂』2020年3月刊行予定。
(2)研究手法
研究会の開催を通じて問題意識を共有し、意見の交換を行っていく。それを通じて各自の論文発表等につなげていく。
【研究プロジェクト参加の方法】
本研究プロジェクトへの参加希望される方は、下記フォームにてお申込みください。
【研究プロジェクトの研究会日程】
参加メンバーが確定後、メンバーの皆さんに改めてご連絡します。